タヒーナの味 ベイルート物語

アッサラーム・アレイコム!!(ワアレイコムッサラーム!!)今日も暑いですね。

今日はレバノン料理の数々に思いを寄せて。。。ラマダーン中のみなさま申し訳ないっ!

右からタヒーナ(ごまのペースト)、里芋の煮物、ババガヌーク(焼き茄子とピーマンのペースト)

定番ですね。エジプトでもよく食べました。

左はアエーシ(生地の厚いピタパンのようなもの)右はレバノン産のアルマザビール

アエーシと呼ばれるパンはピタパンのように中が空洞なので、3種類のおかずを入れてサンドイッチにして食べます。おかずは混ぜて入れないほうがよろしい。

ちなみに、瓶詰めにされたタヒーナは、日本でも通販で簡単に手に入れることができます。作り方は至極簡単。水とレモン果汁(酢でもよい)でのばし、塩を適量入れる。クミンパウダーを振りかけて、お好みでオリーブオイルを入れたら、はい、もう出来上がり。

キュウリやセロリのような生野菜につけると、酸味と苦みが爽快で、不思議と心地よい。

でました! ファラフェル(すり潰した豆にパセリやコリアンダーと様々な香辛料を混ぜ丸めて揚げた野菜コロッケ) 手前はヨーグルトベースのソース

揚げたて最高!! そうそう、この味が懐かしくって、もう一度食べたくてたまらなかったんですもの。エジプトでは「ターメイヤ」って名前だったっけ。

調べてみると、エジプトではそら豆で作るからターメイヤと呼ばれていて、ファラフェルはひよこ豆とそら豆のミックスなんだって。知らなかった。

中身はこんな感じ
これもアエーシに包んでいただきます

アラビアの料理って、カバブとかプラオばっかりじゃありませんよ。野菜料理だって素晴らしいのです。香辛料が利いているのに、夏バテの胃にやさしい味で、この時期にオススメです。

レバノンワイン Chardonnay St.Thomas

ムスリムの国にうまい酒があるという驚き。戒律は戒律として、文化は文化として継承していってもらいたいものです。ちなみにレバノン人の70%がムスリム、30%はクリスチャンその他のこと。比率といい、ワインもビールも国産しているのといい、エジプトと似ていますね。

日本には、レバノン料理店は片手で数えるくらいしかないみたい。もっとオーセンティックなお店が増えてほしい… いっちょ自分でやってみっか(半分冗談半分本気)。

そのうち、バグダード〜ベイルート〜ダマスクスと、遺産と歴史と由緒のあるアラブの都市を周遊してみたいと思う今日この頃でした。

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