祝☆ロードバイクで初パンク!

とうとうやってしまいました!

前の愛車から、通算3年乗り続けて、はじめてのパンク。

空気が一気に抜けるから、走っていてもすぐわかるものなのですね…。

パンク修理の方法は、3年前に講習で受けたっきり。

それ以降、知識を更新していなかったから、スマホでやり方を検索して、代替のチューブをセットするところまでは、見様見真似でなんとかできました。(下記の動画がわかりやすかったです)

で、携帯ポンプを使ってポンプアップをはじめてみましたが……

いくら気合を込めて空気を注入しても、一向に膨らむ気配なし。

路上での試行錯誤を小一時間。

後になって、代替チューブに穴が空いてたことがわかりましたが、その時はつゆ知らず、200回くらいひたすらポンプアップしてました。

慣れていないから手応ごたえがわからない。もしかしたらバルブがおかしいのかな、なんて錯誤して、無駄な時間を費やしてしまって。

そんな経験をしましたので、CO2ボンベはやっぱりあったほうがいいと思います。一気に入れれば、抜けているかどうかすぐわかりますもんね。はい。

CO2ボンベの使い方は、下記の動画が参考になります。

最後はあきらめてタクシーを呼ぼうとしたものの、「自転車は載せられない」と3社くらいに断られ、最後の1社となんとか交渉成立。(両輪を外せば、後部座席に本体をかかえて乗れるんですけどね…)

そんなこんなで、タクシーでショップに到着。新しいチューブに取り替え。タイヤも傷があるため取り替え。予備のチューブを購入。CO2ボンベも購入。

というわけで、予定していた西湘に行けず、予想外の出費も発生してしまい、時間も大幅にロス。仕方なく近場での練習に切り替えました。多摩地域をぐるっと坂めぐり。

ランチは高幡不動にあるインド料理アンジュナに立ち寄りました。都内にある老舗のインド料理店、アジャンタの伝統を受け継いでいます。益子の「けらら」に近い味で、かつてのアジャンタのカレーはこんな感じだったのでしょうか。海老のラッサムスープもエクスクルーシブな一品で、これまたうまいんだな。

img_5761

ガソリンの詰め替え終わりました。

シンガポール・チャンギ国際空港でシルクエアに乗り換えてインドネシア・スラウェシ島メナドへ。このところ大物を探しては振られてばかりでおりまして、今回は気分と趣向を変えてマックダイビングでいこうかと。そもそも、初めて潜った大瀬崎の湾内もマックダイビングのサイトですので、何となく振り出しに戻った感じがしています。

シルクエアのメナド便は3席×3席のエアバスで、広さは那覇⇄石垣島便くらいのイメージです。あいにく一番後ろの25列目のB席を指定されました。ここには荷物置き場がなく、シートが倒せないにもかかわらず前席のシートが容赦なく倒れてきます。この窮屈な状態で4時間半を過ごします。最後部席ということなので、飛行機を降りるのも一番最後、ビザを買うのも一番最後、入国手続きも一番最後になります。結局、全ての手続きが終わって空港の外に出るのに2時間かかりました。メナドを訪れる際は時間と心に余裕をもって、気長に構えた方がいいと思います。

午後3時前に空港の外に出ると、日本の集中豪雨のようなスコールが降っていました。スコールといってもすぐに止むことはなく、30分以上降り続けていたでしょうか。

豪雨の中、レンベへの送迎車が道端の小さな商店の前に止まりました。お世辞にも立派とは言えない造りの軒先には青いバナナが大量に並んでいます。その脇にある木製のラックには、琥珀色のボトルが何本も並べられています。

そこで、お店のおばちゃんがジョウゴを持って登場します。何をするかと思ったら、車の給油口を開けてジョウゴを挿し入れ、瓶のひとつを取り出し流し込みました。唖然としながらそこ光景を眺めているうちに、2本目、3本目と流し入れていきます。外は豪雨ですので、タンクに水が入ってしまいそうです。そもそも、給油中もエンジン付けっ放しというワイルドさ。

さらに、ジョウゴを使わずボトルからそのまま給油をする少女もいました。どうなってんだこの国は。明日からのダイビングが心配だ(^^;;

20130505-072618.jpg

ター・ティアンのマッサージ屋さん

自転車のハンドルを1cm下げてみたら、まだ体が慣れていなくて、首と腰に倦怠感が残って。。。

そんなときは、タイ古式マッサージを受けてみるのもいいんじゃないかと思い、町田へ。

1時間マッサージしてもらって、5,000円。

うーん、、、確かな技術を支えるには、日本だとこの値段でも仕方がないか。

いやいや、僕がケチンボなこと言っているわけではないのですよ。

本場タイで受けたら、高くて1時間300バーツ。

2013年1月20日現在、換算すると931円。

ね。金銭感覚がおかしくなる。

こんな値段だから、バンコク滞在中は何のお気がねもなく、毎日マッサージ。

疲れてなくてもマッサージ!

バンコクでマッサージといえば、言わずと知れた寺院、ワット・ポーが総本山。

寺院の中で受けるマッサージ。一度は行って癒されたいものです。

ワット・ポーといえば巨大な涅槃仏

ワット・ポーといえば巨大な涅槃仏

実は、実際に行ってみたのです。ドノクライ、ジカンカカリマスカ?って英語で聞いてみたら、

ダイタイ、ヨンジュップンクライネ。

と流暢な日本語で返されました。

ちょっと考えた。待つのもいい。めったに来るところではないのだから。

いやいや、もうちょっとよく考えた。旅の貴重な時間を無駄にしてはいけない。40分は一日の36分の1。

というわけで、ワット・ポーから最寄りの船着き場、チャオプラヤー・エクスプレスが発着するター・ティアンのマッサージ屋さんに立ち寄ることにしました。

お店の名前はONE PHOでいいのかしら。

お店の名前はONE PHOでいいのかしら。

写真の看板にもあるとおり、ワット・ポーで学んだエキスパートに施術してもらえる。

料金は1時間あたり250バーツです。チップを入れても300バーツ。

それでいて、バンコク滞在中、最も癒されたマッサージでした。

ふくよかなおばちゃんの場合、雲の上に乗っかっているみたい。力加減は強くもなく弱くもなく絶妙。

施術中、不覚にもよだれ垂らして寝てたらしい。(ゴメンナサイ!)

ワット・ポーがどれほどいいのかわかりませんが、待ち時間にうんざりしたら、一度行ってみてはいかがでしょうか。

自転車で回る鎌倉

三連休の最終日、朝早く起きて向かうは、いざ鎌倉。

相模原から、境川サイクリングロードをひたすら走って、きもちいーい。

 

気持ちいい理由。初ビンディングライドなのです☆☆

ビンディング、スキーで靴とスキー板を固定することを言いますが、

ローディーも、靴とペダルを固定して走るのです。

 

踏み込む力だけではなく、引く力も加わって、ペダル運びが軽快、軽快。

眠っていた太腿の内側の筋肉を使って走っているという、いままでにない全く新しい感覚。

 

北鎌倉駅前→亀ケ谷切通し→海蔵寺→銭洗弁天→源氏山公園→大仏→鎌倉山→七里ケ浜→逗子小坪→国道134号→江ノ島→境川CR

 

海蔵寺

源氏山公園の紅葉

鎌倉山から富士山を臨む

 

初ビンディングですから、もちろんのこと、何度も転びました。

 

・銭洗弁天に向かう登り急坂で、失速し転倒

対策としては、自分の体力の限界を知って、早めに左足をペダルから外すこと。

それから、はじめのうちは、右足だけビンディングして、左足はビンディングしない状態でペダリングすること。

こうすれば、体に限界がきたとしても即座に左足を着くことができることを覚えました。

 

・材木座で前がつかえているときに、うっかり右側から転倒

ビンディングに慣れたと思って、油断が出たときに一瞬にして転倒。

その理由は、止まろうとするときに、うっかりと、サドルにお尻をのせたままにしていたためです。

とくに、前がつかえてノロノロしているときに、やりやすいミス。

ロードは腰の位置が高いので、サドルにお尻をのせたまま止まると、重心がふらついている場合は、右から転倒する可能性が高いです。

止まろうとするときは、お尻を上げて、体の重心を前に持って行けば、自然と左足に重心が移ることを覚えました。

 

転んだおかげで、買って一ヶ月のピカピカのTREKに、あちこち傷がついてしまいました。自分の体もあざだらけ。

やっぱり、失敗しないと学習しない。ステップアップするためには避けて通れない痛みかも。

 

まあ、スポーツですから、器材を使い倒してなんぼのことです。

それでもやっぱり、今日一日お世話になった相棒には、掃除&ワックスと、チェーンに油をさしてあげました。

タイ人作家のすてきな短編小説

いや、タイ人といっても、タイ系アメリカ人なのですよ。この短編小説集の創り手は。

お名前は、ラッタウット・ラープチャルーンサップ Rattawut Lapcharoensap  。。。覚えられませんっ!

この作家の処女短編小説集、『観光』(原題:sightseeing)が素敵すぎるのですよ、っていう話です。

なお、僕は原著(アメリカのペーパーバック)で読みましたが、ハヤカワepi文庫から、840円というお求めやすい金額で邦訳版が出ています。でも、すごく読みやすい英文なので、原著で読むことをお勧めします。

話の展開がうまいので、ちょっとわからない英単語があったとき、そこに立ち止まるということはありません。物語に引っ張られる感覚というのでしょうか、細かいことは気にせず、グイグイと読み進められます。わからない単語も、推測で意味がつかめるという、そういう感覚です。

『観光』っていうタイトル、全ての短編の場面設定はタイランド本国。

ルーツはタイ人でありながらも、アメリカ人として描いたタイの人々のくらし。物語の視点はあくまでもタイ人だけれど、はるか上空から、外国人として母国を眺めているという、そういった達観からくる洞察が、この小説の根幹でもあります。

タイトルにもなった一編「観光」(原題:Sightseeing)に、こういう表現があります。

I remember Ma telling me as a child that Thailand was only a paradise for fools and farangs, for criminals and foreigners(僕が子どもの頃、ママはいつもこう言っていた。タイって国は、頭の悪い奴とガイジンと、犯罪者とよそ者のためのパラダイスだよ、ってね。)

ちょっと言い過ぎな感じもありますが、このシニカルでアイロニックな視点が、この物語の最も大きな特徴だと思います。

どの作品を読んでも、読後感は甘酸っぱい感じ。例えて言うと、北野武の「キッズ・リターン」の世界といいましょうか。もしくはアキ・カウリスマキのフィンランド映画の情景。しんみりとせず、じわりと心に訴えかけてくるという感じといえばいいか。すごく自然で軽くて、てらわない作風。

それでいて、ラストで物語が急展開する書き方に、キラリとした作者の才能を感じさせます。ここで話が終わっちゃうの!?っていう切り方も、実は読み手の想像力を喚起させる、ある種のテクニックなのかもしれません。展開の仕方で特に良かったのは、「ガイジン」(原題:Farangs)「カフェ・ラブリーで」(原題:At the cafe Lovely)「プリシラ」(原題:Priscilla the Cambodian)。

短編小説の作家としての才能は抜群。今後、長編小説にも期待したいところですが、情報によると作家は現在行方不明中(笑)。創作の重圧によるものでしょうか。ぶじ生きててほしいなぁ。

飛べない鳥 カソワリー (The Cassowary)

Cassowary – a large flightless bird. Females can glow up to 1.8 metres tall and 85 kgs weight.

A photo of the male cassowary taken at The Wildlife Habitat, Port Douglas.

Cassowaries tend to be solitary. In fact mature birds only tolerate each other during mating.

The female generally lays about 4 eggs in a sheltered spot directly on the forest floor. The male warms the eggs for approximately 50 days. Once the baby birds have hatched he then takes sole responsibility for looking after them for up to 16 months.

This giant flightless bird is important to the rainforest because it spreads the seeds of very large fruits that no other creature in the rainforest can disperse.

They’ve been designated as an endangered species. More than 80% of prime cassowary habitat has been cleared over the last 100 years.

Now they are designated as an endangered species.

Cassowaries have been known to travel 30-40 kms and often cover long distances each day. They are sometimes seen on roadsides and around rainforest campgrounds. If you are lucky you just see a male cassowary with one or two chicks in tow. However, at the time you can see them, you should be careful. They are very protective.

小田原系ラーメン解説

神奈川県小田原市。東京都心から80kmという、微妙に近からず遠からずということと、隣の箱根が全国的に有名な一大観光地ということもあって、どちらかというと影の薄い都市だと思います。

影が薄いと言いましたが、「小田原評定」とか「北条氏の小田原城」という言葉があるとおり知名度は抜群です。ですが、実際に小田原に足を運んで、小田原そのものを知る機会はそれほど多くないはずです。だって微妙に遠くて、いざ足を運ぼうとすると小田原を通過して箱根とか、伊豆に行ってしまうから。

日本全国にあまた存在するご当地系ラーメンですが、この小田原にも、もちろんあります。一般的に「小田原系」と呼ばれています。

「小田原系」といいますが、小田原ではなく湯河原にある「味の大西」(創業1930年とされる)がそのジャンルの発祥と言われます。

「小田原系」の特徴を列挙してみましょう。

2012年7月オープン!「三代目 味の大西」(小田原市荻窪)のチャーシューワンタンメン(950円)。最近小田原系の新店が相次いでいる。そろそろブームが来る兆候か?

・豚のダシがきいた、真っ黒い豚骨醤油のスープ。しかし、見た目に反して味は甘めでまろやか。店によっては醤油を焦がした風味がある。同じ豚骨醤油でも、横浜家系と様相を全く異にする。思うに、カエシはチャーシューの煮汁を使っているのではないだろうか。

・無化調のこの時代に、ばりばり化学調味料を使っている。いや、化調は味を構成する一部にしかすぎないが、これが入っていないと小田原系ではない。

・麺はピロピロで太さがまちまちの平打ち縮れ麺。これがよくスープを持ち上げる。鹹水が少ないのか、伸びるのが早い。湯河原の「室伏製麺」が最大手。

・「ワンタンメン」か「チャーシューメン」を頼まないとモグリと言われる。ワンタンは餃子並みの大きさ。チャーシューに使う肉の部位はよく、味付けは絶妙。ただ、人によってはちょっとしょっぱいと言う人もいる。

餃子並みに大きいワンタン。ショウガがピリリと効いている。小田原系では、餃子の代わりがワンタンである。(三代目 味の大西)

真っ黒に煮られたチャーシュー(三代目 味の大西)。ここのチャーシューは薄いが、他はかなり分厚く切られて提供される。

・メンマは真っ黒になるまで煮られていて、味付けは少々甘い。

・どの店も、量がものすごく多い。

・他に類を見ない高額ラーメン。特に値段が高いと思われるのは、「味の大西 高麗店」「味の大西 真鶴店」「ラーメン大西 松田店」

・「味の大西 湯河原店」を発祥とし、神奈川県西部に何店舗か存在する。しかし、湯河原店の親族でなければ「味の大西」の屋号が使えない、老舗ばかりで、のきなみ店主が高齢化している、閉店する店がぼちぼち出てきている、閉店していなくても営業時間が不定期、などという理由で、いずれ絶滅するのではないかと考えられていた。

・ところが最近になって、大西インスパイアのお店が現れるようになった。また、直系の三代目が「大西」の新店をひさしぶりに開いたりと、最近になって息を吹き返している。

まあ列挙するとこんな感じです。総じて言うと、豚骨醤油の黒いスープのラーメンで、味はまろやかで、あっさりこってり。量は総じて多く、神奈川西部の「二郎」と呼ばれる。ただ、個人的に二郎は一年に一回でいいと思いますが、大西の味は記憶を蘇らせる中毒性があります。客層も、二郎と違って老若男女さまざまです。

写真は、7月にオープンしたばかりの「三代目 味の大西」で「チャーシューワンタンメン(950円)」を頼んだもの。さすが三代目が作っただけあって、現代っ子の感覚が取り入れられた小田原系ラーメンです。三代目、まだ手元が怪しい感じがあるけれど、味は確かだと思いましたので、これから大いに期待しています。できるだけ長く続けてもらいたいものですね。

三代目 味の大西

神奈川県小田原市荻窪299

定休日 金曜日

肩をすぼめるしぐさ(shrug)について

“shrug one’s shoulder(s)” 英語圏の小説を読んでいるとしばしば出会う表現です。映画を見ている時も、両方または片方の肩をすくめるしぐさをよく目にすることでしょう。

むかし、韓国系のカナダ人の女性(フランス語圏ではなく英語圏)と会話をしていたときのことです。見た目はどう見ても東洋人だったので油断していたところが、さりげなく肩をすぼめるしぐさを突然されました。当方、そういったことに不慣れだったので、ちょっとドキッとしながら、相手があっけらかんとしているのを見て、不思議とは思いつつもそのままやり過ごしてしまう、ということがありました。

あれは、どういうことなのかと思い、ちょっと調べてみました。

肩をすぼめるしぐさは、「無力」を認めたしぐさと言われます。「自分には答えられない」(I don’t know)「仕方がない」(I can’t help it)「どうしようもない」(There’s nothing to be done)「別にどうってことない」(I can’t care less)と、表す意味はすべて否定的です。

このしぐさをするときは、英米人は肩をすぼめかげんに上げるだけではなく、手のひらを相手側に開いて見せます。手のひらを上向きに示す動作は、自分の立場の弱さを認めるということです。

つまり、肩をすぼめながら手のひらを示すということは、無防備な自分をさらけ出しつつ、相手の期待に肩すかしを食らわせながらも、決して相手を突き放す冷たさがないという、微妙な印象を相手に伝える、一種の技術のようです。

なお、このしぐさをするときは、首を少し横に向け、口をヘの字に曲げ、眉をやや上げるのが普通とのこと。確かに言い得て妙。だいたいそんな感じに見受けられますね。

〜日本人のように、「期待にそえず申し訳ない」といった精神構造からは、これだけ開き直った無力自認のしぐさは生じにくい。日本人にも肩をすくめると呼ばれるしぐさはあるが、意味のうえでも型のうえでも、英語のshrugとはかなり異なる。日本語の「肩をすくめる」は、「寒くて肩をすくめる」(hunch one’s shoulders)または「肩身が狭く感じられて小さくなる」を表すとされる。そのいずれも、ボディーゾーンを極力小さくした萎縮した姿で、開き直った英米人の姿とはむしろ対照的である〜

上記「しぐさの英語表現辞典」(研究社, 1991)からの引用です。

タヒーナの味 ベイルート物語

アッサラーム・アレイコム!!(ワアレイコムッサラーム!!)今日も暑いですね。

今日はレバノン料理の数々に思いを寄せて。。。ラマダーン中のみなさま申し訳ないっ!

右からタヒーナ(ごまのペースト)、里芋の煮物、ババガヌーク(焼き茄子とピーマンのペースト)

定番ですね。エジプトでもよく食べました。

左はアエーシ(生地の厚いピタパンのようなもの)右はレバノン産のアルマザビール

アエーシと呼ばれるパンはピタパンのように中が空洞なので、3種類のおかずを入れてサンドイッチにして食べます。おかずは混ぜて入れないほうがよろしい。

ちなみに、瓶詰めにされたタヒーナは、日本でも通販で簡単に手に入れることができます。作り方は至極簡単。水とレモン果汁(酢でもよい)でのばし、塩を適量入れる。クミンパウダーを振りかけて、お好みでオリーブオイルを入れたら、はい、もう出来上がり。

キュウリやセロリのような生野菜につけると、酸味と苦みが爽快で、不思議と心地よい。

でました! ファラフェル(すり潰した豆にパセリやコリアンダーと様々な香辛料を混ぜ丸めて揚げた野菜コロッケ) 手前はヨーグルトベースのソース

揚げたて最高!! そうそう、この味が懐かしくって、もう一度食べたくてたまらなかったんですもの。エジプトでは「ターメイヤ」って名前だったっけ。

調べてみると、エジプトではそら豆で作るからターメイヤと呼ばれていて、ファラフェルはひよこ豆とそら豆のミックスなんだって。知らなかった。

中身はこんな感じ
これもアエーシに包んでいただきます

アラビアの料理って、カバブとかプラオばっかりじゃありませんよ。野菜料理だって素晴らしいのです。香辛料が利いているのに、夏バテの胃にやさしい味で、この時期にオススメです。

レバノンワイン Chardonnay St.Thomas

ムスリムの国にうまい酒があるという驚き。戒律は戒律として、文化は文化として継承していってもらいたいものです。ちなみにレバノン人の70%がムスリム、30%はクリスチャンその他のこと。比率といい、ワインもビールも国産しているのといい、エジプトと似ていますね。

日本には、レバノン料理店は片手で数えるくらいしかないみたい。もっとオーセンティックなお店が増えてほしい… いっちょ自分でやってみっか(半分冗談半分本気)。

そのうち、バグダード〜ベイルート〜ダマスクスと、遺産と歴史と由緒のあるアラブの都市を周遊してみたいと思う今日この頃でした。

オーパ!粟国島

6月24日(日)は沖縄・粟国島に遠征してきました。

もちろん那覇泊港から。朝6時にホテルピックアップ(…)ねむー。。。

いやいや、好き勝手にやっていることなんで、別に嫌じゃないんですけどね。

で、粟国島沖に到着して、一本めのエントリーが8:30(早っ)。3本とも同じ「筆ん崎」っていうポイントで、完全に群れ狙いです。マクロものは容赦なく捨て切っています。

23日(土)、慰霊の日でもある前日に沖縄は梅雨明けしたばかり。ここから2週間は南風が吹きっぱなしで、コンディション的には、この時期はあまり良くないのだとか。特に「筆ん崎」には南に遮るものがないので、南風が吹き、かつ南向きの潮が流れた場合の海面の状態といったら結構スゴい。ediveさん(サワディーさん)が使っているタイランドの強烈な酔い止めが配られて、みんなちょっとはマシになっていましたが。昨日と比べれば。

で、筆ん崎の様子は写真をば。

カスリハタ。1mくらい。意外と美味いらしい。

出ました!

どんどん集まってー

玉になりました^^

ぐぉぉぉぉぉぉぉ!

ぐるぐるぐるぐる〜〜〜

タマとしては上々で、2千尾くらいでしょうかー。スタッフさん曰く。

;

閑話休題

;

3本めのドリフトダイブは流れ強し。うぁ、指が引き剥がされるー。パージボタン押されるー。レギュが持ってかれるー。あっちこっちで悲鳴が!聞こえる訳ないか。。。

で、

流れに逆らって、マグロが動けない。むしろ止まってる!

笑っちゃうよ。。。

あなたも大変ですなぁ

;

仕事が変わって、やっとこの時期の沖縄に来れたんですが、いやはや、なかなかすごいっちゃねー。

しかしまぁよく動いた。よく泳ぎ、よく喰い、よく飲み、よく遊ぶ。

ホテルに帰るやいなや、クターッとベットに倒れる。子どものような大人になりしゃんせ。